ツレがうつになりまして。

こんな夫婦だったらいいなー、という感じのドラマ映画。
うつについて、エッセイタッチに書かれた原作の映画化です。

どーしても心理屋さんとして見てしまうところが職業病ですな。
以下、ネタバレありなので折り返し。

宮崎あおいさま演じるハルさんと堺雅人演じるツレの夫婦物語。きまじめなツレがうつ病になる、というストーリーなので、どう映画化するか結構興味津々でした。期待していた程ではなかったものの、ほんわかした感じで良かったです。

心理屋さん的に見たとしても、うつの症状や、SSRI(話中ではルボックス)の副作用、希死念慮、気分の不安定さ、という、うつの症状を一通り演じていて、脚本家さんには脱帽。

以下はちょっと辛口ですが…。
病院に行ったら?というハルさんの何気ない進言に、ツレが向かった内科が心療内科も兼ねていたのは偶然でしょうか?内科を受診して、医師がうつ病を即診断することはありえないことです。まず内科的な疾患を疑ってかかるのが当然のセオリー。その辺は映画だからっすかね?
あとは「ハルさん」のよーな奥さんがいる「ツレ」ばかりが日本にいるわけではないという事実。たまたま?良いパートナーが居たツレは本当にシアワセだと感じました。だって年間3万人以上が自殺してるんですよ?一般の人の「うつ病」認知がだいぶ浸透したとは言え、こんな「ハルさん」のようなパートナーに巡り会える人って奇跡的なものだと思うのです。
対極になっていたのが、待合室や薬局であう男性。離婚をきっかけにうつを発症した人。そういう人が、大多数のうつ病患者です。

まぁ、そういうところも含めて、良い夫婦愛のお話しでよかったねー、という感じの映画っす。
いわゆる「新型うつ病」ではなくオールドタイプのうつ病の描写なので、その辺の混同がないように書いてくれたらもっと嬉しかったなー、心理屋さん。

個人的には、堺雅人、あおいさまを抱きしめハグしてキスしてその上に胸を(ry…代わってくれマジで。

[追記]
こんなサイトを発見。
ファイザー株式会社 – ツレがうつになりまして。映画紹介:うつ病(鬱病)の情報サイト こころのひまわり
やっぱ製薬会社がバックについているのね。日本うつ病学会も協力しているよーだし。
ただ、ファイザーは劇中に出てきたルボックスではなくジェイゾロフトを製造しているんだが。どーでもいいか。

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